BLOG

住宅会社が倒産してしまったら・・・

注文住宅を建てる場合、契約から引き渡しまでに数カ月以上の期間が発生します。もしも、この期間に住宅会社が倒産したらどうなるのでしょうか?支払った手付け金や建てている最中の家はどうなるのでしょうか?

今回は住宅会社が倒産してしまった場合について紹介します。

不自然な支払いは確認しましょう

注文住宅は契約から引き渡しまで数ヵ月かかります。その間に住宅会社が倒産してしまったら途中まで支払った費用が戻らないこともあり得てしまいます。たとえ費用の問題が解決したとしても、工事が途中ならばそれを引き継ぐ会社を見つけなければなりません。

実際に過去には中堅ハウスメーカーが経営破たんし、着工済み物件が数百棟、さらに契約済み未着工物件が数百棟の工事が進まないまま残されたという事例もあるほどです。

家づくりを進めていく中で支払いを急かすような場面があれば要注意かもしれません。契約の段階から料金の何割かを請求してきたり、工事か進んでいないのに材料費という名目で何かしら請求してきたりするのは不自然です。一般的な支払いは契約時に1割、着工時に3割、上棟した時に3割、完成時に3割です。

諸事情で支払いが前倒しになるケースもあるかもしれませんが、建てる側がこのような支払いの目安を知っていれば、少しは不安を解消できるでしょう。不自然な支払いだと感じたらすぐに確認しましょう。

住宅完成保証制度

このような住宅会社倒産などへの不安に応えるものに住宅完成保証制度という制度があります。支払った金額分よりも工事が進んでいない場合でも、一定の過払金や追加工事金が保証されるため、施主はより安心して住宅を建てることができます(保証額には一定の上限あり)。

ただし、この住宅完成保証制度を受けるためには建築会社が完成保証制度の登録事業者であることが前提、です。建築請負契約の際に住宅完成保証制度の保証を受けることを確認しておきましょう。

現在、「住宅完成保証制度」を扱っている会社は「株式会社住宅あんしん保証」や「住宅保証機構株式会社」などの数社です。登録している建築会社の数もまだ多くはないため、この制度の対象になるかどうかは、事前に住宅会社に確認をしましょう。また各社のホームページでも登録事業者を検索できます。また、建築を依頼する会社が「住宅完成保証制度」の登録事業者ではない場合は、加入をお願いしてみるのも手でしょう。

住宅瑕疵担保責任保険

住宅の引き渡し後に住宅会社が倒産してしまった場合、アフターサービスは受けれなくなってしまいます。しかし、全てのアフターサービスが受けれなくなるわけではありません。

平成12年4月より施工された品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)の中に、「新築住宅における瑕疵担保期間の10年の義務化」というものがあります。これによって、住宅会社は、新築住宅を引き渡した時から10年間、雨漏りや基本構造部分に問題が発生した場合に、無償で修復を行わなくてはならなくなりました。

これは、万が一住宅会社が倒産しても「補修」や「賠償金支払い」が出来るように、「保険加入」か「供託」も義務付けられました。なので、建物引渡しから10年後迄に瑕疵が見つかった場合は、仮に住宅会社が倒産していても保険などから救済を受けることが出来ます。

まとめ

住宅の購入のために貯めてきたお金や建築のためにかける時間はとても大きく大切なものです。それらが無駄になってしまわないよう、どういう制度を受けられるのか、住宅会社がどういう保証を行えるのか等をしっかり調べてから契約するようにしましょう。

 

メルマガ登録

メルマガ登録

 

最新記事

おすすめ記事

Instagram

Please enter an Access Token on the Instagram Feed plugin Settings page.