家を建てる!子供が何歳の頃が理想的?
昨今、家を建てるタイミングは
・小学校を転校させるのはかわいそうだから
・子ども机を置くのには前の住まいは狭くて無理
等の考えから「小学校入学まで」という定説が有力でした。しかし、最近では子どもがもっと小さい時期に買っている人が多いようです。
タイミングとしては、幼稚園入園までと幼稚園卒業(小学校入学)までの二つのタイミングが代表的ではないでしょうか?ここではそれぞれのタイミングのメリットデメリットについて紹介したいと思います。
幼稚園入園まで(0~2歳)
【メリット】
子どもが0~2歳のこの時期は、出産前に買うよりも子どものいる生活がイメージしやすく、結婚時に立てたライフプランを見直す良いきっかけにもなるでしょう。
また、幼稚園入園までにマイホームを購入しておくと、その地域のコミュニティの中で幼稚園からの友達ができ、その友達と一緒に小学校へ進級するため、同じコミュニティで過ごし信頼関係の深い幼なじみをつくれる可能性があります。
階下や隣の部屋に騒音などを気にしずにのびのびと育児ができるでしょう。
【デメリット】
小さな子を連れての家選びは想像以上に大変です。子どもがぐずって思うように物件を見られなかったり、打ち合わせに集中できなかったりします。この時期に家を買う場合には、祖父母や一時保育など子どもの預け先も検討しておいた方がよいでしょう。
また、2歳にかかる場合は早めに引っ越しておかないと、プレ幼稚園や見学会・説明会などの入園準備に影響が出始めます。そのあたりもチェックしておきましょう。
小学校入学(幼稚園卒園)まで
【メリット】
子供の性格や得意な分野もわかってきて、その後の進学などのライフプランが立てやすいでしょう。住む地域が決まっていれば、子どもが小学校を卒業して高校進学にいたるまでの人生のプランニングがしやすくなります。
また、購入時期を遅らせることで、手元資金を貯めやすいのもメリットでしょう。
【デメリット】
子どもにとって慣れ親しんだ幼稚園のお友達と離れ離れになってしまうことでしょうか。親も小学校入学前に新しいコミュニティへ加わる必要があるため、親子で多少人間関係のストレスを感じることがあるかもしれません。
また、元気いっぱいがとりえの幼稚園児です。マイホーム購入までの間、木造や軽量鉄骨などの賃貸住宅に住んでいる場合は、階下や隣の部屋に騒音などを気に掛けなければならないこともデメリットでしょう。
このページのまとめ
購入時期のベストタイミングはそれぞれの家庭によって異なります。
家を建てることは一世一代の買い物です。何に重きを置くか、優先すべきことは何かを家族で夫婦で十分に話し合って自分たちの「ベストタイミング」を見極めれたらいいですね。

