注文住宅建築でのトラブル
理想の家を描いて注文住宅を建てる!!そう思っている方は多いでしょう。そんな注文住宅を建てる際に気をつけることはあるのでしょうか?今回は注文住宅建築にありがちなトラブル、そしてそのトラブルの回避するために注意したいことを紹介します。
よくあるトラブル
注文住宅を建てる際、トラブルはつきものであると言いきってもよいでしょう。そのトラブルはどのようなものがあるのでしょう。代表的なトラブルを紹介します。
【工期の遅れ】
注文住宅よくあるトラブルに工期の遅れがあります。建売住宅の場合は既に建てられたものを買うので無いトラブルですが、工期の遅れというのは注文住宅では良くあります。工期の遅れの原因に「天候」があります。天候によって建材の乾燥が進まず工期が遅れてしまうことは珍しくありません。
問題なのは工期が遅れることではなく、工期が遅れるということを説明していないことです。「報連相」がしっかりした工務店・ハウスメーカーを選ぶと共に、担当者と信頼関係をしっかり結ぶことがこのトラブル回避の対策となるでしょう。
【言った言ってない】
これもよくあるトラブルです。着手後に出てきた設計変更において、担当者から施主に説明が十分でなかった場合。変更をお願いしたい施主から担当者へ十分に説明できてなかった場合。様々なケースがあります。
このトラブルを回避するには担当者と話し合った事柄は全てメモに残す。書類としてお互いがサインする。工事中に担当者や現場監督と打ち合わせたこと全てサインし書類として残すことで回避できるでしょう。
【近隣トラブル】
このトラブルは近隣住民が引き金になるパターンが多いので、トラブル回避の手立ては難しいと思われます。
唯一つできることは、「工事着手前に近隣住民への挨拶をしっかりする」ということでしょう。近隣住民とはこれから長い付き合いになるので、挨拶を業者任せにせず自らおこなうことも大切な心掛けです。
注文住宅トラブルに合わないために
・住宅会社は慎重に選びましょう
注文住宅のトラブルの多くは“建築業者選びの失敗”が原因となっている場合が多いです。ここは慎重に選ぶ必要があります。
選び方のポイントは、複数の会社を比較することです。最初から1社だけに絞ってしまうと良い点や悪い点が見えなくなってしまいます。また、住宅会社のノウハウの高さなどを判断するポイントとしてスタッフの対応を注意して見ることも有効です。どんな家にしたいかといった要望をただ聞くだけのスタッフではなく、的確なアドバイスができるスタッフを擁する会社は、しっかりしたノウハウを持っていると言えるでしょう。
・打ち合わせは記録を残しましょう
口頭での打ち合わせや電話での会話は、時間が経つと忘れてしまったり記憶があやふやになってしまったりしてトラブルにつながりやすいです。そのため、打ち合わせなどの内容は必ず記録として残しておくことをお勧めします。
・施主も家づくりに参加する
住宅の新築に失敗しないためには、施主側の努力も大きく関係します。自分がどのような家が欲しいのかということを理解・説明し、住宅建築に興味を持つことはトラブルを回避するための努力といえるでしょう。
・コミュニケーションが大事!
理想の家づくりには何度も打ち合わせをして、自分が求めるものを伝える必要があります。担当者とコミュニケーションが取れていないと、お互いの認識にずれが生じてしまい、やがてトラブルに発展するということもあるでしょう。また、日ごろからの担当者とのコミュニケーションがトラブルを回避することもあるでしょう。
積極的にコミュニケーションを図り、担当者や施工者と信頼関係を築きましょう
まとめ
注文住宅のトラブルについて紹介しました。注文住宅は一生に一度の大きな買い物です。悔いがでることが無いように対策をして楽しい家づくりができると良いですね。