シーリングファンの電気代は?そのメリットとデメリット!
開放的で明るい印象となる吹き抜け。そんな吹き抜けに憧れて、新築で取り入れる方も多いのではないでしょうか?
その吹き抜けにセットとして取り付けられている扇風機「シーリングファン」。シーリングファン自体もおしゃれですが、そもそもシーリングファンの効果や電気代などはいかなるものでしょうか?
ここではシーリングファンの効果や電気代などを分かりやすく説明します。
シーリングファンとは?
天井にファンを取り付けて回転させることにより、部屋の中の空気を循環させて室内の温度を均等に保ちます。また、冷暖房の効き目を向上してくれます。
中心にライトが付いているタイプやリモコン操作ができるタイプもあるので、室内照明として利用も可能です。
メリット/デメリットとしては以下のことが挙げられます。
シーリングファンのメリット
- オシャレである
- 暖房や冷房を部屋全体に拡散してくれるので冷暖房の効率を上げてくれる
- 冷暖房の効率を上げてくれることによって省エネ・節電に繋がる
- 部屋干ししてもすぐ乾く・部屋干しの臭いが出にくい
- 温風が部屋の上部にたまってしまったり、冷風が部屋の下部にたまってしまったりするのを防ぎ、効率的な空気の循環を実現できる
シーリングファンのデメリット
- ある程度の高さの天井が必要
- 掃除が大変
シーリングファンの電気代
空気を循環させることにより、省エネになるといわれるシーリングファンですが、シーリングファン自体の電気代はいくらぐらいになるのでしょうか?
【消費電力W÷1000×使用時間(h)×電気料金単価=電気代】
ここに消費電力と使用時間、そして1kWhあたりの電気料金単価を入れることにより電気代を求めることが出来ます。
【40W÷1000×1時間×22円(全国平均値)=0.88円】
40Wのシーリングファンを1時間稼働させた場合にかかる電気代は約0.88円となります。
これを1日中稼働させた場合の電気代は
【0.88円×24時間=21.12円】
さらに1ヶ月稼働させた場合の電気代は、
【21.12円×30日=633.6円】
となります。
24時間つけっぱなしで稼働させても、1ヶ月あたりの電気代は1000円いかないとなると、思ったより安く使用できるでしょう。
シーリングファンはエアコンとの相性がよく、エアコンの設定温度や使用頻度を抑えることも可能です。ですからシーリングファンを稼働することでエアコンの節約が実現でき、結果、トータルでの電気代を節約することが出来ます。
このページのまとめ
シーリングファンはおしゃれなので、インテリア目的で取り付けられていると思われがちですが、実は省エネ効果が高く、電気代は安い、素敵なアイテムです。
総合的な節電ができるので、新築のご自宅にシーリングファンを設置してみてはどうでしょうか?

