新築挨拶回り!ご近所に喜ばれる品物とは?
家の新築にあたりまずやることといえば、工事前や引越し後のご近所への挨拶回りですね。その際には通常、手土産を持参します。
せっかくなら喜ばれるものを贈りたいですよね。でも、初対面の方や、あまり付き合いがなく趣味や好みが分からない方に何を贈ればいいのか、迷いませんか?
ここでは、新築の挨拶回りでご近所の方に贈る品物の選び方についてご説明します。
いくらのものを贈ればいい?
500円~1000円くらいのものを用意しましょう。
もらった相手に「お返しした方がいいかな?」などと気を遣わせてしまうことなく、かといってあまり安っぽくもならないものを用意できる価格帯として、この程度が一般的です。
どんなものを贈ればいい?3つのポイント!
ポイント1.後に残らないもの(消耗品)や日常的に使うもの
例:洗剤、ラップやジップロックなどの台所用品、タオル、ハンドソープ、地域指定のごみ袋、ティッシュ、トイレットペーパー
ポイント2.食品の場合は日持ちするもの
例:焼き菓子、お茶、コーヒー、紅茶、乾麺
ポイント3.万人受けするシンプルなもの、定番のもの
例:
①食品の場合、変わった味や癖のあるものではなくプレーン味など定番のものにする
②有名店や有名メーカーのものにする(引越す場合は新居の辺りでは知られていなくても旧居の土地の名物や名菓にするのもいいですよ)
いかにも“日用品”というものは気が引けるという方は、セットになったものや、自分で買うにはちょっともったいないなと思うような、普段使いのものよりワンランク上のものにするといいですよ。
通販サイトには挨拶用のギフトセットもたくさんあります。普段スーパーで買うような日用品でもギフト用の装いになっているものもあるので、のぞいてみるといいですよ!
避けた方がいいものや注意することは?
①インテリアなどの飾るものや残るもの
飾るものは趣味が分かれるので避けた方が無難です。残るものは使わなかった場合、置き場所に困ったり処分に困ったりと相手の負担になる可能性があります。
②匂いの強いもの
洗濯用洗剤は挨拶の品物として定番ですが、匂いに特徴があるものは好みが分かれたり自分なりのこだわりがある人が多いので、万人受けするものや種類が少ないもの、または無香料のものにするなど配慮が必要です。
③手作りのもの
お菓子作りが得意だから自作のクッキーを贈りたい!という方もみえるかもしれませんが、特に口に入れるものは、初対面の人からもらうのには抵抗がある人が多いので避けた方が無難です。
のしは必要?付け方は?
新築の挨拶回りの品物にはのしを付けましょう。のしには自分の苗字を書くので名前を覚えてもらうのにも役立ちます。
- 外のし(品物を包装紙で包みその上からつけるのしのこと)を付ける
- 水引は赤白で蝶結び(花結び)のもの
- 表書きは水引を挟んで上段の中央に「御挨拶」と書き、下段の中央に自分の苗字を書く
<のしの付け方>
このページのまとめ
新築の挨拶で、趣味や好みが分からない方に贈る品物を選ぶときは、「喜ばれるもの」と考えると迷うかもしれません。そんな時は「負担にならないもの」「使い道に困らないもの」というキーワードで選ぶといいですよ。
また、クチコミサイトを参考にするのも一つの手ですが、どんなに定番の物でも大抵意見が分かれるので余計に悩むかもしれません。どこかで、「品物より挨拶することが大事!」と割り切ることも必要です。
時間がなくて間に合わせのものしか用意できなかったということにならないよう、余裕をもって準備しましょう。

